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The Hunger Games

今日(というか昨日の深夜12:00)に映画が封切られました。
今、こちらで最も話題の小説を映画化したものです。
The Hunger Games_a0118608_1193327.jpg

小説自体はヤングアダルト(中高生)向けのものなんですが大人もはまりまくってます。
全米で2400万部以上の売上げといえばおわかりいただけるでしょうか?

内容を簡単に説明すると
3000年後のアメリカ大陸はキャピトルという都市が統治する独裁国家パネムとなっている。キャピトル以外は12の地区に分けられ、毎年この地区から各2名の12歳から18歳までの男女が選出され、最後の1名となるまで殺し合うサバイバルゲームに参加させられる。ゲームの内容は全国中継され、優勝者には富と名誉が、残りには死が待っている。
といった内容。
ただの残虐ストーリーならこんなに流行らなかったと思うんですが
だんな曰く、ポリティカルな要素がけっこう濃いのだとか。

映画のトレイラーはこちら


もともと12の地区はキャピタルに抵抗していたのが力で無理矢理統治されたという背景から、このハンガーゲームは反乱に対する一種の戒めというかんじのようです。さらに地区同士を戦わせることで反体制勢力の拡大を阻止する狙いもあるとの見方も?
とにかく、こちら初版は2008年ですから決して最新の小説じゃありませんが、ずっとベストセラーをキープし、映画化が決まって去年あたりから爆発的ブームになったようです。

表紙のイメージキャラクター(?)もこちらではかなり有名。
mockingjayという鳥をモチーフにしたピンで、ヒロインがつけています。
mockingjayはかつてスパイ用に作られたjabberjayという鳥と野鳥のmocking birdのハイブリッドだそうで、その意味するところは「平和と反逆」。
実はこの小説3部作でして第2部「catching fire」
第3部「Mockingjay」と続いています。
きっと全部映画化されるんだろうなあ。
ハリポタもロードオブザリングも終わって時期的にもタイムリーだったのかも。

長女はこの映画を首をなが〜くして待ってたので、早く行きたくてしょうがないみたい。
だんなも実は行きたくてしょうがないみたい。実は私も。
下の子2人にはとても見せられないので私はお留守番(くすん)。

ところでこの内容を聞いてすぐに思い浮かんだのが
日本の「バトル ロワイアル」
やはり巷でもパクリじゃないかといろいろ論争もあるようですが
心理的な怖さでいうと日本の方はバイオレンスというよりホラーに近い気が…

日本語版の予告編があるってことは日本でも公開予定だと思いますが
どうも今のところ公開日は未定のようです。
小説の和訳は出てるのかな?

追記〜日本語訳は2009年に出てるようですが、
表紙がね〜、どうにかならなかったのかな〜、すごく残念な表紙です。
映画が封切りになると再版あるのかな?
by varoko | 2012-03-24 01:48 | アメリカ生活

アメリカに住む4人娘ママのねえ、ちょっと聞いてな話


by varoko